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議会報告

2002年6月議会

有事法制 空港も港も影響大。市長に反対表明迫る。

しんぶん赤旗2002年6月14日 星野美恵子議員

有事法制三法案について、日本共産党の星野美恵子福岡市議は6月12日の市議会で、山崎広太郎市長に対し、反対を表明するよう要求しました。

福岡市では、福岡空港に米軍基地が残され、博多港に米軍艦の入港が繰り返されるなど、米軍の拠点とされており、影響は甚大です。

有事法制をめぐっては市民の反対世論が高まり、さまざまな団体の運動も広がっています。

福岡市では戦後7年間で、米軍機の墜落事故や犯罪による死者が51人にもおよびました。朝鮮戦争時は「板付基地(現福岡空港)に戦後初の警戒警報が出され、博多港の埠頭は兵員や兵器、弾薬の輸送や死傷者を乗せた病院船の着岸で…まさに海も陸も芋を洗うがごときだった」(福岡県警察史より)という記録もあります。

星野議員は「戦争も出撃拠点も二度といやだというのが福岡市民の願い。平和と安全を守るため、市長は有事法制の撤回を国に働きかけるべきだ」と追及しました。

市長は答弁で「必要と感じられるときには国に発言する」としつつも反対表明せず、世論に背を向ける姿勢を示しました。



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